「キックで魅せる司令塔」
キック1本で観客を沸かせられる選手。
セットプレーでは数多くの得点を生み出し、”Jリーグ屈指のアシスト能力”の持ち主です。
樋口雄太選手は、ジュニア時代からサガン鳥栖育ち。
大学を経由して”鳥栖の10番”を背負い、現在は鹿島の攻撃を操る司令塔です。
今回は、樋口雄太のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
樋口雄太ってどんな選手?
- 名前:樋口雄太(ひぐち ゆうた)
- 生年月日:1996年10月30日
- 出身地:佐賀県三養基郡上峰町
- 所属チーム:鹿島アントラーズ
- ポジション:MF
- 背番号:14番
- 身長:168cm
- 体重:66kg
- 利き足:右
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-17
2013年に、U-17日本代表に選出。
それ以降、”日の丸”を着てのプレーはありません。
大学を経由して実力をつけた樋口選手には、「A代表入り」への声も多くあがっています。
大学時代に”営業”を経験
大学時代には、”営業”を経験しています。
全国大会の費用軽減を目指し、スポンサー集めに参加。
地域のお店を訪問し、チームの支援をお願いして回っています。
営業活動を通して感じたことは、「自分たちを応援してくれる人や、支えてくれる人たちがいる」ということ。
2023年8月度月間MVP
樋口選手は、2023年8月度J1月間MVPに輝いています。
8月の成績は、4試合で2ゴール2アシスト。
- 札幌戦での開始12秒ゴール
- 古巣相手の左足ミドル
チームも3勝1敗で、”優勝戦戦”に踏みとどまりました。
樋口雄太の着用スパイク
メーカー:MIZUNO(ミズノ)
樋口選手はミズノの”モレリアⅡ”を着用しています。
軽く・柔軟性・素足感覚をバランス良く備えた天然皮革のスパイクです。
樋口雄太のプレースタイル
Embed from Getty Images- 左右両足での高精度なキック
- 展開力の高さ
- ダイナモ
樋口選手の武器は、高いキック精度。
FKやCKではアシストを連発。
しかも、”左右両足”とも高いキック精度を誇ります。
視野も広く、ピッチを広く使える司令塔。
守備面でもよく走り、90分間に渡って”強度の高いプレー”を披露します。
樋口雄太の経歴
- サガン鳥栖U-12
- サガン鳥栖U-15
- サガン鳥栖U-18
- 鹿屋体育大学サッカー部
- サガン鳥栖
- 鹿島アントラーズ
小・中・高校生時代
樋口選手は、小学生〜高校生まで”サガン鳥栖のアカデミー”でプレーしています。
- サガン鳥栖U-12
- サガン鳥栖U-15
- サガン鳥栖U-18
2002年日韓W杯を見て、小学1年生の時にサッカーを開始。
小3から鳥栖ユースに加入し、お母さんに車で送り迎えをしてもらって練習に通っています。
いまでこそ”強豪”と呼ばれる鳥栖ユースですが、まだ全国トップクラスではなかった頃に在籍。
高校3年からは寮生活を開始し、”トップへの練習参加”も経験しています。
大学生時代
大学生時代は、鹿屋体育大学サッカー部でプレーしています。
「後ろから繋ぐサッカー」を志向するチームで、樋口選手は2年生からAチーム入り。
”守備”を磨き、九州選抜としてデンソー杯にも出場。(参照:ゲキサカ)
プロ注目選手へと成長するも、進路が決まったのは大学4年の10月。
小学生から育った、サガン鳥栖へと復帰します。
サガン鳥栖
2019年にサガン鳥栖に移籍します。
1年目は「ミスが怖かった」と語るほど、プロとアマチュアのレベル差を痛感。(参照:Sportiva)
転機になったのは、プロ2年目。
攻撃が持ち味の樋口選手ですが、”守備”のミッションを完遂。
それがキッカケとなり、自分の持ち味を存分に発揮。
3年目には、「鳥栖の10番」を背負うようになります。
鳥栖での成績
・2019年:1試合0ゴール
・2020年:28試合1ゴール
・2021年:37試合6ゴール
鹿島アントラーズ
2022年に鹿島アントラーズに移籍します。
移籍後すぐに、ボランチのレギュラーに定着。
鹿島には空中戦に強い選手が多いこともあり、プレースキックからアシストを連発。
2023年は、アシストランキング1位を走っています。
鹿島での成績
・2022年:32試合2ゴール
・2023年:33試合3ゴール
まとめ
日本人選手の技術は間違いなく高まっています。
ドリブルや、パス・トラップといった基礎技術。
世界的に見ても、”上手い選手”は増えています。
その反面、”キック1本”で得点を生み出せる選手はあまり多くありません。
”樋口雄太”という選手の存在は、「セットプレー時のワクワク感」を再熱しうる選手です。
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