『東京五輪の日本代表正GK』
日本で開催された2021年東京五輪。
新型ウイルスの影響で無観客開催となったものの、1964年以来56年ぶりの日本での開催に大盛り上がり。
サッカー日本代表は、世界を相手に堂々のベスト4。
日本中が注目する中、正GKとして日本を勝利に導いたのが谷晃生選手です。
東京五輪を足がかりとして、A代表にも定着。
23歳にして、すで日本トップクラスの実力を持つ選手です。
今回は、谷晃生選手のプレースタイルと経歴についてご紹介します。
谷晃生について
- 名前:谷晃生(たに こうせい)
- 生年月日:2000年11月22日
- 出身地:大阪府堺市
- 所属クラブ:ガンバ大阪
- 背番号:99番
- ポジション:GK
- 身長:190cm
- 体重:84kg
2023年の背番号は99番
4年ぶりにガンバ大阪に復帰する谷選手。
背番号は99番に決定しました。
2022年までの規定では、1番大きい背番号は“50番”。
2023年からは規定が改正され、99番まで選択可能になりました。
99番を着用する谷選手は、「Jリーグで最も大きな背番号を背負う選手」になります。
東京五輪の日本代表正GK
Embed from Getty Images谷選手は2021年東京五輪日本代表の正GKとして全6試合に出場。
PK戦での勝利など、日本のベスト4進出に貢献しました。
世代別日本代表には15歳から選出されており、2017年にはU-17W杯にも出場しています。
母は元バレーボール選手
Embed from Getty Images谷選手のお母さんは、元バレーボール選手です。
高校生の時に全国大会に出場し、社会人になってからは実業団でプレーしていました。
谷晃生のプレースタイル
Embed from Getty Images「攻撃もできる現代的なGK」
谷選手は、シュートストップだけでなく、攻撃にも貢献する現代的なGKです。
- ハイボール処理の上手さ
- 至近距離からのシュートに強い
- キック精度の高さ
190cmの高さを生かしたハイボール処理は一級品です。
クロスやセットプレーなどの際、高いボールがくると抜群の飛び出しを見せ、あたかも簡単そうにボールをキャッチ。
相手のシュートコースを消すのも上手く、「なんでそれ取れるの!?」という至近距離からのシュートも防いでしまいます。
更に、攻撃にも加われるのが谷選手の強みです。
キックが抜群に上手く、ロングキック一発でチャンスを生み出します。
谷晃生の経歴
- TSK泉北サッカークラブ(堺市立原山台小学校)
- ガンバ大阪ジュニアユース(堺市立原山中学校)
- ガンバ大阪ユース(追手門学院高校)
- ガンバ大阪
- 湘南ベルマーレ
- ガンバ大阪
小学生時代
小学生時代は、TSK泉北サッカークラブでプレーしています。
3歳年上の兄の影響で、幼稚園の頃からサッカーを始めた谷選手。
小学生の頃から背が高く、小学3年生の時にGKを始めます。
ガンバ大阪下部組織
中学生になるとガンバ大阪の下部組織に入団します。
中学生の頃からメンタルが強く、「全国大会の懸かった試合で相手のシュートを胸トラップして時間稼ぎ」をする大胆さを持ち合わせています。(参照:Number Web)
15歳から世代別日本代表に選出され、U-17W杯にも出場。
また、高校3年生には2種登録を結び、16歳にしてJ3でプロデビューしています。(ガンバ大阪U-23)
ガンバ大阪
2018年にガンバ大阪に加入します。
日本代表GK東口順昭選手の壁は高く、2年間でトップチームでの出場は1試合に留まります。
ガンバ大阪U-23での出場が中心で、J3で経験を積みました。
湘南ベルマーレ
Embed from Getty Images2020年に湘南ベルマーレに加入します。(レンタル移籍)
シーズン序盤はベンチを温めたものの、第6節の鹿島戦でスタメンに抜擢され、勝利に貢献。
以降、湘南の守護神として3年間でJリーグ90試合に出場します。
その活躍はクラブだけにとどまらず、日本代表選手として世界を相手に戦っています。
ガンバ大阪
Embed from Getty Images2023年より、ガンバ大阪に復帰しました。
東口順昭選手とのポジション争いは、オフシーズンの最注目事項と言っても過言ではありません。
谷選手のプレーするJリーグは、DAZNにて視聴できます。
2023年のサッカーがどこで見れるのかは、こちらからご確認ください。
【2022-23年度のサッカーの放映権まとめ】

まとめ
GKというポジションは1人しか試合に出れないポジションです。
他のポジションでは試合の流れを変えるための選手交代がありますが、GKの場合はほとんどありません。
GKが途中出場するのは、怪我などのアクシデントがほとんど。
それゆえに、試合に出るためには”練習でのパフォーマンス”が非常に重要です。
- 2018年ロシアW杯メンバーの東口順昭
- 2021年東京五輪正GK谷晃生
日本トップのGK争いを、全Jリーグファンが注目しています。
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