2022-23シーズンよりポルトガルの強豪スポルティングCPに移籍した守田選手。
開幕戦でいきなりの先発出場を果たしました。
攻守に躍動した守田選手に対し、現地ポルトガルでも賞賛が贈られています。
Embed from Getty Images日本代表でもレギュラーを掴み、2022年カタールW杯でも活躍した守田選手。
今回は、守田英正選手の経歴・プレースタイルと、所属クラブのスポルティングCPについてご紹介します。
守田選手がプレーするポルトガル・プリメイラリーガはDAZNで観戦することができます!
守田英正について
Embed from Getty Images- ポジション:MF
- 生年月日:1995年5月10日
- 出身地:大阪府高槻市
- 身長:177cm
- 体重:75kg
2019年にモデルの藤阪れいなさんと入籍しています。
8月7日の開幕戦の試合前、家族3人でスポルティングCPデビューを飾っています。
Embed from Getty ImagesLISEMのけーごの後輩
サッカー系YouTuber ”LISEM”の発起人で”けーごさん”。
流通経済大学サッカー部で共にプレーしており、守田選手の先輩にあたります。
けーごさんは森保監督の息子であることも有名です。
守田選手からすると、森保監督は”先輩のお父さん”という位置付けでもあります。
けーごさんもプレーする”WINNER’S”についてもまとめています。
【YouTube界のサッカー選手”WINNER’S”について】
守田英正のプレースタイル
守田選手は派手さはないものの、サッカー通好みのプレースタイルです。
解説を務める元日本代表選手からも、守田選手のプレーに対して感嘆の声がこぼれることもあります。
- 攻守のバランスをとる上手さ
- ボールを失わないキープ力
- チームを救う危機察知能力
- 複数ポジションをこなすユーティリティ性
攻守のバランスをとる上手さ
守田選手が務める”ボランチ”は攻守のバランスをとることが非常に重要です。
守田選手は適切なタイミングで攻撃を仕掛け、チームのバランスを保つことに長けています。
目標はバルセロナのブスケツ選手とのこと。
このことからも、攻守のバランスを意識していることが窺えます。
ボールを失わないキープ力
守田選手はキープ力が高く、ボールを失うことがほとんどありません。
キープ力が高いことで、味方の選手は安心して守田選手にボールを預けることができます。
ワンタッチパスも得意で、味方との連携で局面を打開するシーンも多々あります。
チームを救う危機察知能力
守田選手は危機察知能力に優れており、相手のチャンスを未然に防ぎます。
相手の絶好機に立ちはだかり、相手の決定機を阻止するシーンをよく見かけます。
身体の使い方が上手く、相手から”きれいに”ボールを奪い取ることが得意な選手です。
複数ポジションをこなすユーティリティ性
守田選手は本職のMFだけでなく、DFでプレーすることもあります。
大学時代はCB(センターバック)、川崎フロンターレではSB(サイドバック)でプレーしたこともあります。
ユーティリティ性の高い選手は、チームにとってありがたい存在です。
監督からすると、登録人数の少ないW杯などの国際大会には連れて行きたい選手です。
守田英正の経歴
プロ入り前の守田選手は、”エリート”とは呼べないサッカー人生です。
大学までは、全国大会や世代別代表とは全くの無縁でした。
プロ入り前
- 高槻清水FC
- 高槻市立第九中学校
- 金光大阪高等学校
- 流通経済大学
小学生時代
守田選手は小学生時代、高槻清水FCというチームでプレーしています。
大阪府高槻市で活動するクラブチームで、大阪トップクラスのチームとも互角に渡り合うチームです。
この頃から、守田選手はボランチとしてプレーしていました。
特に、攻撃が得意な選手だったようです。
中学生時代
守田選手は中学時代、高槻第九中学校のサッカー部でプレーしています。
クラブチームでのプレーも考えたようですが、高槻九中が強かったこと、5歳上のお兄さんが卒業していることもあって部活動でのプレーを選択したそうです。(引用:川崎フロンターレ公式ページより)
ガンバ大阪のセレクションを受けましたが、不合格だったそうです。
高校時代
守田選手は高校時代、大阪の強豪・金光大阪高等学校のサッカー部でプレーしています。
金光大阪高校サッカー部のOBには、守田選手を含めて10人のJリーグ経験者がいます。
高校時代は全国には届かなかったものの、大阪府ベスト4のチームで”10番でキャプテン”を務めていました。
川崎フロンターレの家長昭博選手も金光大阪高校に通っていました。(所属はガンバ大阪ユース)
また、元お笑い芸人でYouTuberの宮迫博之さんもサッカー部OBです。
大学時代
守田選手は大学時代、流通経済大学のサッカー部でプレーしています。
これまで全国の経験がない守田選手でしたが、日本トップクラスの大学で1年生からAチームでもプレー。
日本一にも何度も輝き、自身も大学No.1ボランチとの評価を得るようになりました。
Embed from Getty Images※上の画像は、流通経済大学の先輩・江坂任選手(現・浦和レッズ)とのマッチアップです。
大学時代にプレースタイルを変更し、守備も重要視するようになりました。
また、DFとしてプレーをすることでサッカー観が広がったそうです。
プロ入り後
守田選手は、2017年の大学在籍中に特別指定選手として川崎フロンターレでプレー。
2018年に正式に川崎フロンターレに加入し、プロサッカー選手となります。
川崎フロンターレ
Embed from Getty Images2018年にフロンターレ加入後、守田選手は開幕戦から出場機会を得ます。
シーズン開幕当初は途中出場が多かったものの、次第にスタメンの座を獲得。
川崎に在籍した3年間で81試合に出場して、2度のリーグ優勝に貢献しています。
プロ入り後、Jリーグでゴールを決めていないことを気にしていました。
デビュー後80試合目にして、Jリーグ初ゴールを記録しています。
サンタクララ
Embed from Getty Images守田選手は2020-21シーズンに海外移籍を果たします。
移籍先となったサンタクララは、長年ポルトガル2部に属しているチームでした。
2018年に1部昇格後、2020-21シーズンは6位、2021-22シーズンは7位と確実にチーム力をアップ。
守田選手もボランチのレギュラーとして、チームの好成績に大きく貢献しました。
2021-22シーズンは、公式戦38試合に出場しました。
日本代表
Embed from Getty Images守田選手は大卒1年目の2018年に日本代表に初選出され、16試合に出場しています。(2022年8月現在)
2022年W杯アジア最終予選にも6試合に出場し、日本代表のW杯本大会出場に大きく貢献しました。
日本代表ではインサイドハーフとして、替えの効かない存在へと成長しました。
守田選手は、ご自身についての本を発売しています。
スポルティングCPについて
Embed from Getty Images2022-23シーズンより守田選手がプレーするスポルティングCPは、ヨーロッパの強豪クラブのひとつです。
FCポルト、ベンフィカと共にポルトガルの3強とされています。
かつてはルイス・フィーゴやクリスティアーノ・ロナウドもプレーしていました。
- チーム名:スポルティングCP(スポルティング・クルーべ・デ・ポルトガル)
- 創立:1906年
- クラブカラー:緑・白
- 本拠地:リスボン
- スタジアム:エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ(50,095人収容)
元日本代表の田中順也選手もスポルティングでプレーしていました。
スポルティングCPの本拠地「リスボン」について
Embed from Getty Imagesリスボンは人口50万人を超える”ポルトガルの首都”です。
イベリア半島最長のテージョ川に面しており、大航海時代に作られた”ベレンの塔”は船の出入りを見張るための歴史的建造物です。
リスボンにはベレンの塔の他に、ジェロニモ修道院という有名な建造物があります。
この2つの建造物は、ユネスコの世界遺産に登録されています。
サッカーはもちろん盛んな街で、ポルトガル3強のベンフィカもリスボンを本拠地としています。
まとめ
プロ入り後、着実にステップアップしてきた守田選手。
2022年には27歳となりますが、今後の活躍次第では4大リーグへの挑戦も狙えるはずです。
今年はチャンピオンズリーグへの初挑戦に加え、W杯も控えています。
2つの大きな大会での活躍次第では、世界トップクラスからのオファーも舞い込んでくるでしょう。
今シーズンの守田選手の活躍から目が離せません!
2022年カタールW杯についての記事も書いています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
こちらの記事も、ぜひ楽しんでください。



コメント