フットサルなど複数人が集まるスポーツの場合、当日の参加費ってチームによって方針が異なりますよね。
僕はフットサルチームを約10年運営していますが、参加費のことでたくさん悩んできました。
参加費の決め方は大きく2種類あり、参加費を固定化する方法か、当日の人数で割る方法です。
どちらの方法も一長一短があり、実際に他のチームに参加しても方針は様々でした。
僕たちのチームは参加費の固定化をしており、実際にメリットがとても多いです。
(参考:【フットサルチームの作り方】赤字をなくす!チーム内でのお金のやりくり)
そこで今回は、参加費を固定化することで変わったことを3つお話しします。
参加者の数
参加費を固定化してから、活動に参加してくれるメンバーの数が明らかに増えました。
他の工夫も影響しているとは思いますが、参加費の固定化もその一因になったようです。
Embed from Getty Images参加費固定化による安心感
メンバーに聞いたところ、
- 「人数が少なくて参加費が高いことを心配する必要がない」
- 「月にいくらかかるのかを計算できる点が良い」
といった言葉をもらいました。
たしかに参加者の目線で考えると、当日の参加費が高い心配がないのはとても大事だと感じます。
前日・当日に参加数が増える
フットサル開催日の直前に、参加の連絡をくれる人がとても多くなりました。
フットサルの運営をしている方だと、直前に友人に声をかけたりした経験はありますよね。
運営する側すると、参加の連絡をもらえることは非常に助かります。
上の項目と同じになりますが、当日の参加費が高い心配がないことは大きいです。
事前に値段がわかっていることで、「予定が早く終わったから参加しよう」と思ってくれているようです。
声かけのしやすさ
フットサルチームを運営していると、メンバー不足に悩むことがあります。
人数が少ない時は、助っ人参加の依頼をすることも多いです。
そういった時に、参加費が固定化されていると、声かけがしやすいです。
事前に伝えることができる
参加費を当日の参加人数で割り勘する場合、当日まで一人当たりの参加費がわかりません。
それに対し、参加費を固定化していると、前もって伝えることができます。
「この金額なら行こうかな」と思ってもらえることもあります。
2回目以降の声かけのしやすさ
1度来てもらっている助っ人の場合、「このチームの参加費は○○円だ」というイメージができあがっています。
そのイメージのおかげで、2回目以降の参加率にも影響します。
高く設定してしまっている場合や、前回参加時が楽しくなかった場合は逆効果になります。
参加費の受け取り
参加費の受け取りがとても楽になりました。
人数割で決めていた時は、1,300円のように小銭を必要とすることがありました。
Embed from Getty Images細かいお釣りが出にくい
参加費の回収の際、小銭が散乱してしまったり、お釣り待ちの人が複数人いたりで時間がかかりますよね。
僕たちのチームでは、人数が多くても少なくても参加費は1,500円で固定化されています。
そうすることで、事前に1,500円を用意してくれる人が増えました。
また、キリの良い数字にすることで、お釣り待ちの人にもすぐにお釣りを渡せるようになります。
※電子決済でのやり取りもとても便利です
参加費固定化の注意点
参加費を固定化する場合、金額の設定に気をつけましょう。
高すぎる金額にすると、不信感から参加者の数は減ってしまいますし、安すぎる金額にすると赤字の日程が多くなってしまいます。
赤字にならず、メンバーも納得できるような金額に設定しましょう。
また、参加費を固定化する場合は、必ずメンバーの了承を得た上で始めてください。
まとめ
参加費の金額設定に頭を悩ませているチームは多いです。
参加者を増やしたいが、赤字も出したくはないので難しいですよね。
その悩みを解決するためにも、参加費の固定化はとてもオススメです。
ただ、参加費が割高になってしまうこともあります。
その分は、普段の活動を楽しくするための努力をしたり、イベント時に使ったりしてメンバーにも還元していってください。
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