「紫の魔法使い」
2024年夏、Jリーグに”ヨーロッパでの実績がある大物”がやってきました。
5大リーグ在籍歴が長く、欧州大会における最高成績はCLベスト16。
「世界のトップ」まではいきませんが、間違いなく一流プレーヤー。
Jリーグでも、早くも大活躍を見せています。
今回は、トルガイ・アルスランのプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
トルガイ・アルスランってどんな選手?
- 名前:トルガイ・アルスラン
- 生年月日:1990年8月16日
- 出身地:ドイツ
- 所属チーム:サンフレッチェ広島
- ポジション:MF
- 背番号:30番
- 身長:180cm
- 体重:77kg
- 利き足:両利き
ドイツとトルコの世代別代表
Embed from Getty Images- ドイツ代表:U-20〜U-21ドイツ代表
- トルコ代表:U-20〜U-21トルコ代表
トルコ人の両親を持つドイツ育ち。
世代別代表では、ドイツ・トルコの2カ国でのプレー歴があります。
ヨーロッパでの実績
Embed from Getty Images※白の18番がアルスラン選手。(左の選手は元フランス代表のリベリー)
- イタリア・ドイツでのプレー(ともに1部リーグ)
- トルコ3強での所属歴あり
- CLベスト16
5大リーグでのプレーは8シーズン。
さらに、2017-18年にはCLベスト16に進出。
A代表でのプレー歴こそありませんが、欧州での実績も十分です。
Aリーグ ベスト11
32歳での初挑戦となったAリーグ(オーストラリア)。
チームは6位フィニッシュだったものの、個人では”公式戦18ゴール7アシスト”。(カップ戦も含む)
年間ベスト11にも輝いており、アジアでも輝けることは実証済み。
トルガイ・アルスランの着用スパイク
Embed from Getty Images着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
アルスラン選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
トルガイ・アルスランのプレースタイル
Embed from Getty Images「両利きのゲームメーカー」
ポジションはMF。
本職はボランチですが、サイドなど攻撃的なポジションでのプレーも可能。
パスでリズムを作るゲームメーカータイプの選手ですが、ゴールにも絡んでいける選手です。
そして、”両利き”という武器はとにかく大きい!!
トルガイ・アルスランの経歴
- ドルトムント下部組織
- ハンブルガーSV(ドイツ)
- アーヘン(ドイツ2部[レンタル])
- ベジクタシュ(トルコ)
- フェネルバフチェ(トルコ)
- ウディネーゼ(イタリア)
- メルボルン シティ(オーストラリア)
- サンフレチェ広島
ドイツ時代
Embed from Getty Images※ドルトムント時代の写真。
アマチュア時代は、ドルトムントの下部組織でプレー。
トップへの昇格は逃しますが、2009年にハンブルガーSVでプロキャリアをスタートしています。
Embed from Getty Imagesハンブルグに所属していたのは5シーズン半。(1シーズンはアーヘンにレンタル)
主力として活躍し、ファンデルファールト(元オランダ代表)やチャルハノール(トルコ代表)らと共に中盤でタッグを組んでいました。
※アルスランが退団した次のシーズンに、酒井高徳がハンブルグに加入しています。
ハンブルガーでの成績
・2009-10年:5試合0ゴール
・2010-11年:レンタル
・2011-12年:8試合1ゴール
・2012-13年:25試合0ゴール
・2013-14年:32試合1ゴール
・2014-15年:13試合0ゴール(途中退団)
アーヘンでの成績
・2010-11年:31試合6ゴール(ドイツ2部)
ベジクタシュ
Embed from Getty Images2015年1月にベジクタシュに移籍します。
自身のルーツがあるトルコに初挑戦。
ボランチやサイドハーフでプレーし、リーグ連覇やCLベスト16も経験。
2017-18年のCLでは、バイエルンミュンヘンに1-8(2戦合計)で敗れるという苦い思い出も。
ベジクタシュでの成績
・2014-15年:16試合0ゴール
・2015-16年:6試合0ゴール(リーグ優勝)
・2016-17年:30試合0ゴール(リーグ優勝)
・2017-18年:29試合0ゴール(CLベスト16)
・2018-19年:8試合0ゴール(途中退団)
ベジクタシュ時代のチームメイト
・ペペ(ポルトガル代表)
・クアレスマ(ポルトガル代表)
・インレル(トルコ代表)
・マリオ ゴメス(ドイツ代表)
・ネグレト(スペイン代表)
・タリスカ(ブラジル代表) など
フェネルバフチェ
Embed from Getty Images2019年1月にフェネルバフチェに移籍します。
”トルコ3強→トルコ3強”への移籍。
これまでとは異なり、大半の試合はベンチスタート。
試合終盤での出場も多く、キャリアの中では思わしくない時期だったかも・・・?
フェネルバフチェでの成績
・2018-19年:11試合0ゴール(途中加入)
・2019-20年:13試合0ゴール
フェネルバフチェ時代のチームメイト
・クルーゼ(ドイツ代表)
・モーゼス(ナイジェリア代表)
・エムレ ベロゾール(トルコ代表)
・グスタボ(ブラジル代表)
・ラミ(フランス代表)
ウディネーゼ(イタリア)
Embed from Getty Images2020年9月にウディネーゼに移籍します。
7シーズンぶりに”5大リーグ”へ。
イタリアの中堅クラブで、3シーズンにわたって主力として活躍しています。
ウディネーゼでの成績
・2020-21年:30試合3ゴール
・2021-22年:30試合1ゴール
・2022-23年:36試合1ゴール
ウディネーゼ時代のチームメイト
・デ パウル(アルゼンチン代表)
・モリーナ(アルゼンチン代表)
・ワラセ(ブラジル代表)
・ジョレンテ(スペイン代表)
・デウロフェウ(スペイン代表)
メルボルン・シティ(オーストラリア)
Embed from Getty Images2023年6月にメルボルン・シティに移籍します。
”シティ・フットボールグループ”の1つ。
”23試合12ゴール”という圧巻の成績を残し、リーグ ベスト11に選出されています。(参照:Yahoo News)
メルボルンシティでの成績
・2023-24年:23試合12ゴール
サンフレッチェ広島
Embed from Getty Images2024年7月にサンフレッチェ広島に移籍します。
逆転優勝を狙うクラブに加入し、すぐに大活躍。
愛称は「紫の魔法使い」に。
まとめ
相手の逆を突くのが上手く、決して力まない。
「サッカーの参考書」を見ているような気分にさせてくれる選手です。
全国のサッカー少年たちに、ぜひともオススメしたい選手。
そして、「逆転優勝」を目指す広島にとっては、大きすぎる補強です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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